その昔、津村(現在の鎌倉市)の沼に住んでいた5つの首を持つ龍は、田畑を荒らし、洪水や台風を起し、しまいには人の子を食べるという悪行の限りを尽くしていました。
そんなある日、天地を揺るがし江の島が浮き上がり、弁財天が天から光臨され、その美しさに一目ぼれした龍は、弁才天に戒められ、心を改めその後は人々を助けるために身を粉にして働くようになった。
そして、その龍の寿命が尽きるとき、「死んでも山となり人々を守り続けます。」として一つの山になったのでした。。。
前置きが長くなりましたが、よく知られている江の島の龍伝説のその山こそ、今は高級住宅街となった「駒立山」「赤山」「目白山」「龍口山」からなる「片瀬山」周辺なのだそうです。
そして龍の口にあたるのが、江の島の対岸にある龍口明神社です。(昭和53年に龍の胴に当たる現在の地に御遷座された日本一の古社です。)
龍口明神社
あくまでも伝説ですが、地図を広げてみると確かに横たわる龍の姿のように山が連なっているのがわかります♪
そんな伝説にも登場する片瀬山は過去には、遊園地があり江の島までロープウェイを引く計画もあったそうです。
実現していたら、江の島に恋焦がれる龍にとっては良かったことかもしれませんね(*゚v゚*)。
その後1970年代三井不動産によって開発され、街並みの美しい富士山と海をのぞむ藤沢随一の分譲地となったのです。
藤沢市片瀬山 最寄駅:湘南モノレール「片瀬山」駅。
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