朝のまだひんやりと冷たい空気の中、女性達の奏でる威勢のいい和太鼓が響いています♪
腰越港で行われた船祝いの儀式の様子です。
「船祝い」とは 漁師による仕事始めの儀式で、海の安全、豊漁と港の発展を祈念します。
鎌倉では 材木座海岸、坂ノ下海岸、腰越漁港の3ヶ所で執り行われているようで、材木座海岸と坂ノ下海岸は「船おろし」というんだそうですね。
和太鼓の演奏が終わると、次は’みかん撒き’。
豪快に大漁旗が飾られた船からはミカンやお菓子が振舞われます。
これを目当てに集まった大勢の人がふねの周りに集まって、中には大きな袋や箱を用意している人もいます。
「みかん」を投げる理由は、みかんの色が黄金色に似ているから、 その黄金が1年間の漁によって返ってくるようにという願いが込められているようです。
さて、撒き終わって港を出て行く船は、海上から鶴岡八幡宮や江島神社など参拝に向かうそうです。
冬の晴れた空に、はためく色とりどりの大漁旗。
気持ちの良い一年の始まりです。
鎌倉市腰越 最寄駅:江ノ電「腰越」駅。
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