今日は秋分の日の前後３日間の「お彼岸」にあたる日ですね。
湘南にも彼岸花が咲いていました♪
真っ赤で特殊な花びらの彼岸花は、外国人観光客には人気の高い花ですが、
日本ではあの世を連想させるとしてあまり好まれない傾向があるようです。
お彼岸の頃、墓地に咲いている真っ赤な彼岸花を
見かけた人もいるのではないでしょうか。
実は、彼岸花が墓地に多く植えられているのには理由があるんです。
昔は人が亡くなると、墓地に直接埋葬されていた為、
土の中で生活するモグラなどが遺体を荒らすことが多かったのだそう。
それを防ぐために植えられたのが彼岸花です。
彼岸花には毒があるため、
モグラなどの生物を寄せ付けない効果があるとされています。
彼岸花は、ご先祖様の遺体を守ってくれていたんですね。
ちなみに、彼岸花の毒は、花、葉、茎、根、すべての部分にある、
全草有毒植物なのです！
特に毒性物質が多く含まれるのが鱗茎と呼ばれる球根です。
モグラやネズミなどの小動物にとっては、
球根ひとつで１５００匹分の致死量に値します。
彼岸花が墓地に植えられていたのは理にかなっていたのですね。
暑さ寒さも彼岸までといいますが、
今日の湘南は、夏の暑さをすっかり忘れるくらいの気温になりました。
風邪など引かれないようにお過ごし下さい。
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