扇湖山荘✲

今日は鎌倉山の一等地に残る遺構『扇湖山荘』の秋の庭園公開日でした♪
敷地面積は47000㎡(東京ドーム約1個分)、建築面積は約1700㎡と桁違いの大きさを誇る巨大遺構。
昭和9年に「わかもと製薬」の創業者長尾欽彌氏の別荘として飛騨高山の民家を移築・改築したもので、移築には日光東照宮の修復や明治神宮宝物殿、厳島神社宝物館の造営に携わった大江新太郎が顧問となっていました。
建物から一望できる海が扇形をしていて湖のようなため「扇湖山荘」と呼ばれています。
また、広大な庭は小川治兵衛、岩城亘太郎の手がけたものです。
敷地内には伏見宮邸から移築された茶室もあり、そこへ行くには竹林を通り切通しの上にかけられた橋を渡ります。
明日も10時~12時、13時~15時と開放されています。
鎌倉市が平成22年に寄付を受け、今はボランティアで鎌倉造園会が庭の手入れをしてくださっているとのこと。
春と秋の年2回、公開をしていますが今後も公開を続けていくかは今のところわからないそう。
色付き始めた紅葉を楽しみながら今しかない歴史ロマンを感じる小旅行に出かけてみませんか?
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鎌倉市鎌倉山  最寄駅:湘南モノレール「西鎌倉」駅。

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※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。

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