逗子市民の朝活を応援!海岸へ向かう途中にコーヒーはいかがですか?「カフェくじらぐも」

逗子駅から銀座商店街へ入り突き当たりの交差点を左へ、次の信号を右に曲がると海岸へと向かう「シンボルロード」と呼ばれる道へつながります。

海街に似合うおしゃれな家を眺めながら歩いていると、東郷橋という橋にぶつかり、その右手にかわいらしいソフトクリームのオブジェが見えてきます。
この存在感、子どもたちはテンションがあがりますね。

そう、ここが今回紹介する「カフェくじらぐも」です。

店名「くじらぐも」の由来って?

みなさん、小学校1年生の時の教科書に「空に 大きな くじらがあらわれました…」というフレーズがあったのを覚えていませんか?
そう、ここの店名はこのテキストのタイトル、「くじらぐも」からきているのです。
そのくじらぐものイメージが、逗子海岸に近いこの店にぴったりだったそうです。

ここは小学生の通学路にもなっているので、きっと子どもたちにとってもこの店は親しみやすいのではないでしょうか?

店主の松島さんは以前、図書館で司書として働いていた経歴を持ちます。
そんな松島さんがこだわった、図書スペースも設けられています。
なつかしい絵本の数々、おとなもついつい手にとってしまいたくなるそんな本ばかりです。

「司書のオススメ」というコーナーもありました。

子どもたちは絵本に夢中になり、子ども連れでも安心してコーヒーをいただけそうです。
ママ友と子連れでちょっとひと息には、最高の場所でしょう。

店内の雰囲気は、床は無機質なコンクリートなのですが、全体的にあたたかい木目調のインテリアで、まるで自宅でくつろいでいる感じです。
店内奥の壁際にはテーブルとチェアがふたつあります。
まるで兄弟の勉強机のようです。
絵本をもった子どもたちが、集中できるような場所ですね。

逗子の朝は早い!

実は逗子の夜は終わるのが早いのです。
駅前でも21時を過ぎると閑散としている街です。
そうなると必然的に朝は早くなります。
早朝からウォーキングやジョギング、海辺ではラジオ体操やSUPをしている姿が多く見られます。そんな朝活をする方を応援したい、という思いからこのお店の開店時間は朝6時30分なんです。
コーヒーショップが多い逗子ですが、早朝からコーヒーをいただけるところはそうそうありません。
そんな自分も真夏のジョギングの際の朝の一杯、本当にありがたかった思い出があります。

サイフォンでいただく「スペシャルティコーヒー」

ドリンクメニューはコーヒーを中心に、自家製レモネードやキッズドリンクまであります。
フードはスイーツから、アメリカが発祥の卵料理「エッグスラット」や手作りベーグルなど、朝食やブランチを意識したラインアップとなっています。

この日はベーグルサンドセットをいただきました。ベーグルの中身は3種類から選べるのですが、この日はサバとクリームチーズのマッシュポテトにしました。この意外な組み合わせ、サバの塩っけとチーズがとてもマッチしているんです。手作りのベーグルも、もちもちしていてとてもやわらかくあっという間に完食です。

「スペシャルティコーヒー」という言葉をご存知ですか?
厳選された高品質のコーヒー豆をそう呼ぶそうです。
このお店はスペシャルティコーヒーを、コーヒーマイスターの松島さんがサイフォンでいれてくださいます。
心のこもったこだわりの一杯、ゆっくりゆっくり時間をかけていただきました。

もちろんテイクアウトでもOKです。

ちょっと時間のある朝は、こちらでコーヒーをいただいて海への散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

カフェくじらぐも
住所:神奈川県逗子市新宿2-2-1
アクセス:JR横須賀線逗子駅または京急線逗子・葉山駅から徒歩10分
TEL:046-895-4161
営業時間:朝6:30〜日没前まで 金曜日6:30~12:00
定休日:火曜日・金曜午後

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。