鎌倉祇園山そばの古民家cafeでノスタルジーな気分を楽しむ

鎌倉散策で楽しみなのが、カフェ巡り。あちこちにお洒落なカフェがありますがやっぱり古都・鎌倉にぴったりなのが古民家カフェ。

市内にいろんなカフェがありますが、今回は散歩中に出会った「燕カフェ」をご紹介します。

史跡を訪ねてぐるり。滑川沿いで出会った古民家カフェ

そろそろ大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も始まるので、歴史の足跡を訪ねようと材木座、大町エリアを散策しながら、八幡宮方面に歩を進めると、途中何度も川に出会います。

川の名前は滑川。由比ガ浜まで続く二級河川です。

この川にかかる橋がそれぞれ印象的なのも楽しいのですが、鎌倉幕府が途絶えたともいえる「腹切りやぐら」へ向かう橋・「東勝寺橋」(とうしょうじばし)は大正13年につくられた今は珍しいアーチ橋で、少し先にはにぎわう若宮大路があるのにも関わらず、静か。

川と合わせて眺めると、不思議な気持ちになる場所です。

この「東勝寺橋」の手前にあるのが「鎌倉 燕カフェ」。

看板がないと一見わからないような普通の家ですが、なんともいえない温かみを感じて入り口に入ると靴箱があり、そこで脱いで上がります。

玄関から昔懐かしいインテリアがあり、ノスタルジックな気分が楽しめます。

薬膳メニューに、豊富なドリンクメニューに興味深々

訪れた時間が午後2時過ぎだったので、ランチが売り切れとなっていましたが、メニューには「薬膳カレー」や「薬膳セット」があって、体に良さそうなメニューが載っていました。

その他、気になるのは「おでんご飯セット」。これからの季節、特に食べたくなりますね。
「薬膳セット」にはこのおでんかカレーかが選べるようで、その他に「美人茶」と「杏仁豆腐」がつきます。

次回、注文して頼んでみたいメニューです。

今回私が注文したのはこちら。

「スパイスコーヒー」です。

「燕カフェ」のドリンクメニューはかなり豊富で、ハーブ系や中国茶もあり、コーヒーの中では気になった「スパイスコーヒー」を選びましたが、暑い日だったのでアイスをチョイス。

きれいに層になったコーヒーが運ばれてきました。
気になるお味は、というと、似ています、あの味に。
友人と話していると、店員の方が「よくチャイに似てるって言われます」と教えてくれました。

確かにチャイに似ています。チャイは紅茶でしたが、ちょうどそのコーヒー版のような感じ。甘みもあり、コーヒーが苦手な人も飲みやすいかもしれません。

また、同行した友人が注文したのはこちら。

デザートのワッフルです。アイスクリームとフルーツがたくさん乗っていてとってもおいしそうでした。

居心地のいい和室に隠れ家のような半個室も

入り口からあがるとすぐに居間のようなスペースがあり、そこに椅子が置いてあって密にならないような感覚で寛げます。

どこに座っても空いていればOKのようで、この時は奥まったところにある半個室のような空間(3畳くらい)を選びました。

このこじんまりとした空間は妙に落ち着きます。

店内のどこをみてもレトロなインテリアで写真をたくさん撮りたくなってしまいそう。
実際、撮影などで利用することもできるようです。(別途要費用)

伺った時は平日の午後だったせいかすんなり席に着くことができましたが、休日は人気のため満席になるかもしれません。

予約もできるのでぜひ足を運んでみて下さいね。

鎌倉 燕カフェ
住所:神奈川県鎌倉市小町3-2-27
アクセス:JR横須賀線・江ノ電鎌倉駅より徒歩約10分
TEL:0467-84-7025
営業時間:平日11:00~17:00/土日祝11:30~17:00
定休日:なし ※臨時休業があります

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。